723CNによる0−15V・2A実験用直流安定化電源の作成



  安定化電源は、電子工作実験や各種の実験に必要不可欠なもので、特に、0Vからの可変直流電源は、TTL IC用に5V、一般のトランジスターやオペアンプ回路用に9−12V、充電や電解実験用に0−5Vなど、最初に1台作っておくと後々非常に便利である。
  ここでは、723による定電圧電源(0−15V・2A)を作成することにする。10kΩのVRは出力電圧設定用。1kΩの半固定VRは電流リミッタで、短絡時の保護用。
  (* この回路ではmax30V、6A程度まで・・・電源トランスの大きさによる。この際、コンデンサーの耐圧に注意)

  * 回路基板に組み込む小電力用には、3端子レギュレーター(7805:5V1A、7812:12V1Aなど各種)を用いるのが普通




  (1) 回路図と プリント基板の作成:



  穴あけは、小さな抵抗、コンデンサー、トランジスター、ICなどは φ0.8mmドリルピン、半固定抵抗、中型のトランジスター、レギュレータ、配線を取り出す穴などは φ1.2mmを用いる。
  レジストペンで描く前に、クレンザーで洗っておく。細かい所など、レジストペンのインクがはみ出したら、カッターで重なった部分を削る。
  エッチング温度は40−60℃位で、揺り動かしてエッチングを早める。エッチング後は、アルコールでインクを良く拭き取り、フラックスを塗ってハンダの乗りを良くする。(同時に銅箔の酸化防止にもなる)
  注) 何回か使ったエッチング液の廃液は、石灰で中和しセメントで固めて不燃ごみに出す。
  注) プリント基板には紙フェノール(ベーク)の方が穴アケ加工しやすい。レジストペンは細い箇所でも”中太”を用いる。

  (* ユニバーサル基板で作る場合は、大電流部分を増強する)



  (2) 部品のハンダ付けと ケースへの組み付け:



  * 昔、会社の試作係をやっていたとき、現場の先輩から”機械に使われるなよ、機械に使われたらおしまいだ”と、よく言われました。機械というものは、すべての部品が揃い、なおかつ、それらが互いに機能しないと、テコでも動きません。
  この天地の創造の初めも同じです。 人間や動物が創造され、その時、太陽、地球、大気、重力、水、植物などが同時に存在しないと、生物は次の瞬間、存続することができません。
  神様は、万物を、有機的に相互関連して存続するように配慮して、すべてをほとんど同時に瞬間的に創られたのです。

  →  サムシンググレートの存在、 新しい創造論、 自然啓示と神


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